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ビタミンC過剰摂取の悪影響

ではビタミンCを多く摂ればそれだけ老化予防に効果があるのでしょうか?

ヒトはビタミンCを過剰に摂取しても余剰分は尿から排泄されてしまうため、体に何ら影響は無いといわれてきましたが、過剰(1日におよそ10g以上)に摂るとビタミンCの悪影響を示唆する幾つかの可能性が出てきました(図14)。

図14

 

例えば、一時的な虚血状態を伴う病的状態に陥った時には細胞や組織中の酸素濃度が急激に低下します。虚血状態、すなわち低酸素状態では細胞の中にあるビタミンCは共存する鉄イオンと積極的に反応して活性酸素を多く産生します。本来、ビタミンCには活性酸素を消去する働きがありますが、虚血状態では逆の働きをしてしまうわけです。生じた活性酸素は細胞を障害し、結果的に細胞死を引き起こします。

もし、この説が正しいとすれば、ビタミンCの過剰摂取は虚血状態では大変危険であることになります。もちろん、健康な時には何ら問題はありません。科学的な証明は未だありませんが、私たちのSMP30遺伝子破壊マウスを用いればこの説が正しいかどうか結論を出すことができます。 私たちは、当たり前のように言われている「・・・・は老化予防に効果がある、有効である」という多くの通説が本当に事実であるのか、これからも科学的データを基に明らかにしていきたいと考えています。

ビタミンC不足が喫煙によるCOPD発症リスクを高める

 

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